トヨタ「FJクルーザー」は、2003年のデトロイトAutoショーでコンセプトカーとして発表し続くシカゴで市販車を発表しました。 その「FJクルーザー・コンセプト」の市販バージョンです。 アメリカでは2006年2月より発売されており、トヨタは若者をこのクルマの主なターゲットに、「低価格で販売する」 としていることから、ジープ・ラングラーあたりがライバルになりそうな感じです。 スペックは搭載エンジンは4リッターV6(245ps)で、ラングラーと同排気量ながら重量などからパワーではそれを70ps上回っています。
「FJクルーザー」は、1954年にそれまでのミリタリー系4WD「トヨタ・ジープBJ」型から 「ランドクルーザー」に名称が改められたクロスカントリー車の、当時のスタイリングと車名を再現したモデルになってます。 「FJ40」系として知られる60〜70年代のランクルは、古典的なジープスタイルのボディに強力なガソリンエンジンを載せたモデルで、 北米で大変人気を獲得しました。
丸形のヘッドライト、グリルのTOYOTAロゴ、金属バンパーをイメージさせるシルバーペイントのバンパー、ホワイトカラーの屋根など オリジナルFJのイメージを再現したスタイリングは、トヨタとその北米デザインスタジオ「キャルティ」 の共同開発によるものだそうです。 プラットフォームは「4 RUNNER」(ハイラックスサーフ)のものをベースとしたラダーフレーム構造になってます。 ボディは、全長4510mm×全幅1895mm×全高1800mmの5人乗りで、全長はサーフより26cmほど短い。
北米ではオフロードタイプでも2WDモデルの需要が多いことから、駆動方式は2WDと4WDの両方が用意され、 ミッションは5速ATを基本に、4WDモデルでは6速MT仕様もチョイスできるようになってます。 外観はクラシカルだがメカニズムには最新の電子デバイスを多用しており、VSC(横滑り防止装置) やトラクションコントロール(タイヤの空転防止装置)、EBD(電子制御ブレーキ)などを搭載してます。 往年のランドクルーザー40専門店の血を引くツインランドでは一早く輸入にこぎつけました。 3月にてその勇姿を見る事ができます。 ご予約も承ります。
|